ボーイスカウト浜松東地区の指導者訓練「パイオニアリング」の様子です。
パイオニアとは「先駆的な」と言う意味です。「パイオニアリング」とは、ボーイスカウトでは丸太材をロープで結索して工作物を組み上げるスキルのことを意味します。
今回はボーイスカウト浜松東地区で開催された「パイオニアリング」指導者研修の様子をご紹介します
私たちボーイスカウトの指導者はスカウト達が冒険に満ちた活動を、安全に展開できるよう日々研鑽を積んでいます。
丸太の長さを揃えて配置し、ロープのみを(角縛り)を用いて組み上げて行きます。
高さ5mの空中に足場ができる設計です。
信号等を起こして、縄梯子を使っての試し登りです。
上からの景色は「格別」です。若干恐怖を感じる高さです。
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ボーイスカウト浜松第6団では、夏の活動の思い出としてビーバーを中心にした有志で親睦「地引網」を行いました。本当は9月にする予定でしたが、その日は強風で中止となりました・・・。
最初に「地引網」の網元(あみもと)の舘山寺観光協会の方から説明をしていただきました。
「地引網」はこんな風になっていて・・・。あんな風にひっぱってください・・・。
みんなで力を合わせて曳かないと、魚を捕まえることができないという訳.
浜名湖の様子や魚の種類の説明を聞き・・・。さっそく2組に分かれて曳くことになりました。
さあ。準備ができたらみんなでタイミングを合わせて引っ張ります。
南側のグループは作業開始しました。
そーれ!そーれ!
北側のグループも引っ張り始めました。
みんなで力を合わせて引っ張ると・・・。どんどん網が近くなってきます。
さあ、いよいよ網が見えてきましたよ~!
もう一息だよ~!
見えてきました・・・!さかなが見えてきました!
わーいっぱいはいってるぞ・・・。
このタライが3つ、さかながいっぱいになりました。
漁師さんがおさかなの解説をしてくださいました。クロダイ!
危険(きけん)なさかな・毒(どく)のあるさかなは、別の容器に分けてくれました。
みんなとっても真剣に聞いていましたよ。
そのあと、みんなそれぞれ触ってみることになりました。何といっても経験が大事ですから・・・。
「これはスズキの小さいの・・・。セイゴ・・・。」「へ~?」
「これはウナギ~~~。」
「おおきい~!」「スゲー!」
こんな経験はめったにできないね。
手で触れない子は、網を借りましたよ。
ゲストのお友だちも、こわいけど「さわってみてね~。」
小さなおさかなクンは、海に放してあげることになりました。
元気でね~。もう網にひっかかっちゃダメだよ~!
自然に生きるお魚を捕るお仕事があることを知りました。
自然の海には危険な生き物もいて、生き物が生きるために一生懸命なことも知りました。
ぼくたち・わたしたちが食事をして、生きて行くためにはお魚など他の生き物の命をいただくことが必要なことも知りました。
一人ではできないことも、みんなで力を合わせてすることでできるようになることも知りました。
今回の「地引網」はとっても大事な経験と、とても大切な思い出となりました。
最後に漁師のみなさん・スタッフのみなさんにお礼を言って、お別れしました。