ボーイスカウト浜松第6団ビーバースカウト隊の「養蜂場見学」の様子です。

ボーイスカウト浜松6団

2025年05月18日 18:39


今日はボーイスカウト浜松第6団ビーバースカウト隊の「養蜂場見学」です。 興味深々・・・どうなるビーバー?



この日のために・・・。防蜂服まで準備しましたよ。これなら安心して見学できます。



養蜂家のKさんもスカウト達の受け入れの準備してくれていました。



Kさんに促されて、恐る恐る巣箱に近づいて行きます。



Kさんは巣箱に煙を掛けています。麻布などを燃やした煙を掛けるとハチたちはおとなしくなるそうです。



これが「巣板(すいた)」です。ここに働きバチが集めて来た蜜を集めて貯めておくのです。ここに3000匹くらいいるかな~?



蜜の詰まったハチの巣は「とっても重そうです」



ハチを振るい落とすと、六角形の巣穴に蜜がいっぱいに詰まっていいます。




振るい落とされたミツバチたちはブンブン飛んでいますが・・・。怒っている様子でもありません。居場所を失ってちょっとだけ困っているようです。直ぐにおとなしくなってどこかへ飛んでゆきました。



「何でも聞いていいよ」とKさん。



巣箱に一匹だけ「女王バチ」がいるそうです。



女王バチは、働きバチに比べると20%くらい大きめです。働きバチにとってはお母さんなんだよね。だからとってもリスペクトされているように見えました。



遠心分離機の登場です。



巣板を数枚取り出して、2枚ずつ「遠心分離機」に掛けます。



ハンドルをグルグル回すと・・・。巣板もブンブン廻ります。そしてはちみつが飛び出して来るのです。






みんな交代でグルグルグルグル!



遠心分離機の底の方には、『アレ』がいっぱい溜まってきました。




採取後の巣板はとっても軽くなってました。



遠心分離機のまえでみんなソワソワ・ソワソワ・・・。



出たー!黄金色に輝く、眩いばかりのアレです。そう「はちみつ様」なのです。



スカウト達は絞りたて・取りたての「はちみつ」をしっかりいただきました。
はちみつをいただいた後に、Kさんから「働きバチの一生」のお話を聞きました。
働きバチハチが少しずつ少しずつ集めた「花の密」を自分たちの羽で風を起こして、だんだん濃度を上げて行き、とっても甘いはちみつに仕上げるのだそうです。
はちみつの入ったお菓子などを食べるときには「ミツバチさん、ありがとう!」って、感謝の気持ちを持って欲しと思う「隊長・副長」なのでした・・・。
幸いにも、だれもハチに刺されることも無く、全員無事に完了することができました。

【隊長のお話し】
今回感じたことが二つあります。
1つは装備と準備の大事さです。今回防蜂服を事前に準備しました。スカウト達の身長に合わせて、2サイズで7着用意しました。結局2交代で使用しましたが、着用したスカウト達の安心度を感じました。「絶対に刺されることは無い」という確信が、スカウト達の落ち着いた行動に繋がったと感じています。
2つは「ミツバチはとてもやさしい生き物」なのだと知りました。基本的に人を刺すことは無いようです。刺されるとしたら人とハチの両方の偶然が重なったトラブルの時であって、積極的に人を刺す生き物では無いようです。ミツバチはとっても優しい生き物なのです。

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